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俺はバルクホルンの部屋まで行き、ドアをノックして声をかけた。だが、部屋の中からの応答は無い。 お土産だけ置いて帰ろうと思った俺は、一言断ってから中へと入った。 俺「ッ……!」 ドアを開けた瞬間、俺は驚きのあまり声を上げそうになった。 暗闇の中、バルクホルンが呆然と立ち尽くしていたからだ。 バルクホルンは、机の上の伏せられた写真立てを思い詰めたように見つめている。 しかし、俺には何故か、彼女が見ているのは別の何かのように感じられた。 ここに居てはいけない──。 本能的にそう思った俺は、静かにドアを閉めようとした。 が、その時、ドアが大きな音を軋み、それに気付いたバルクホルンが振り向いてしまう。 バルクホルン「ッ……! ……お前か」 俺「すみません、ノックはしたんですが……。宮藤達とロンドンまで行ってきたので、そのお土産を渡しに来ました」 俺の言葉を聞いたバルクホルンは、まるで直視したくない現実を突きつけられたかのように息を呑んだ。 が、それも一瞬のことで、すぐに「私はいい」と返される。 俺はもう少し粘ろうと思ったが、バルクホルンの頑なな態度を見て諦め、素直に退散しようとした。 バルクホルン「……おい」 俺「何です?」 バルクホルン「私はまだ、お前を完全に信用したわけじゃないからな」 俺「……そうですか」 それ以上何も言わず、俺は部屋を出ていく。 部屋を出てしばらく歩いた後、俺は無意識にため息を吐いていた。 俺「……まあ、当然の判断だよな」 俺自身、自分がすんなりと受け入れられるとは思っていない。 自分は元々、この世界にとっては異分子なのだ。 そうは言い聞かせてみるものの、気が晴れることはなかった。 エーリカ「どうしたの? そんな暗い顔して」 ふと気が付くと、俺の目の前にエーリカが立っていた。 その手にワインが握られているのを見ると、どうやら寝る前に一杯楽しむつもりらしい。 エーリカ「一杯飲もうと思ってたんだけど……どう? 俺も来る?」 エーリカがワインを掲げてみせる。 俺は一瞬断ろうとしたが、気分転換になるかと考え直し、エーリカについていくことにした。 食堂に着くと、そこには誰も居なかったため、俺がつまみを用意しようとする。そこでエーリカが手伝いを申し出たが、俺は丁重に断った。 エーリカを食べ物に触れさせてはいけない。 それは、この基地で暮らす以上、絶対に守るように言われたルールの一つだったからだ。 乾杯を済ませ、しばらく雑談をしていると、不意にエーリカの表情が真剣になる。 エーリカ「ねえ、俺。トゥルーデのこと、嫌わないであげてね」 まるで先程のやりとりを見ていたかのような口振りに、俺は内心で少し驚いた。 俺「トゥルーデ? バルクホルン大尉のことか?」 エーリカ「うん。今はちょっと自暴自棄になってるだけで、根はいいやつなんだ」 その言い方からは、長い付き合い特有の暖かさが感じられる。 俺はエーリカの頬が紅く染まっていることに気づき、そこでようやく、何故酒に誘われたに思い至った。 エーリカは今の一言を言いたかったがために、わざわざこんな席を設けたのだろう。 俺「……ニュータイプみたいだな」 思わず、俺の口からそんな言葉が出ていた。 聞き覚えのない言葉にエーリカが首を傾げてみせる。 俺「ニュータイプっていうのはさ、俺の世界にいた、他人や物事を正確に理解できる人のことだよ。簡単に言えば『エスパー』の事さ」 エーリカ「私はそんなすごい人間じゃないよ〜」 俺「でも、大尉が俺にどういう対応をするか予想できてたんだろう?」 エーリカ「トゥルーデとは長い付き合いだから、なんとなく、だけどね」 エーリカは少し恥ずかしそうに笑いながらグラスに口をつける。 ふと先程のことを思い出し、俺はエーリカに問いかけた。 俺「……なあ、大尉の部屋にあった写真立て、あれって……」 言いかけて、俺は後悔した。 今のは軽々しく聞いていいことではないはずだ。 俺「ごめん、少し酔ったみたいだ。忘れてくれ」 エーリカ「……妹のクリスと一緒に写った写真だよ」 俺「……いいのか?」 俺の言葉には答えず、エーリカは言葉を続けた。 エーリカ「クリスはね、トゥルーデのたった一人の肉親なの。他の家族はみんな撤退戦で……」 カールスラント撤退戦。 その被害や戦闘の激しさは、俺も話には聞いていた。 そして、撤退戦にバルクホルン達が参加していたことも。 エーリカ「唯一生き残ったクリスも、撤退戦の時のショックで未だに昏睡状態のままなんだ」 俺「だからあんな目で写真立てを見つめていたのか……。守れなかったことで自分を責めてるんだな、大尉は……」 エーリカ「トゥルーデのせいじゃないんだけどね。トゥルーデはクリスのこと凄く可愛がってたから……」 俺「……わかるよ、大尉の気持ち」 エーリカ「え?」 俺「いや、何でもない」 曖昧な笑みで誤魔化し、俺は話を終わらせた。 そして、エーリカが空になった自分のグラスにワインを注ごうとしたのを目撃し、頬を引きつらせた。 俺「ちょ、流石にもうやめておけって……。ていうか、エーリカって酒飲んでいい歳なのか?」 エーリカ「カールスラントじゃ16歳でお酒飲んでいいんだよ〜。だからまだ飲むぅ〜」 愚図るエーリカからグラスを奪うと、まるでゾンビのように縋り付いてくる。 力任せに引き離すことも出来ずに俺が四苦八苦していると、唐突に食堂のドアが開かれた。 エイラ「なんだ? 随分楽しそうにしてるナ」 サーニャ「この匂い……お酒ですか?」 シャーリー「なんだって!? あたしにも飲ませろー!」 ルッキーニ「あ! おいしそうなのみっけ! もーらいっ!」 エイラとサーニャがそのままイスに座り、シャーリーとルッキーニが酒とつまみに手を伸ばす。 結局、俺を助けようとする者は誰もおらず、俺はなんとか自力でエーリカを引き剥がした。 俺「で、4人揃ってこんな時間に何しに来たんだ?」 エイラ「私とサーニャはこれから夜間哨戒があるんダ。だからお腹に何か入れておこうかなってサ」 シャーリー「あたしはさっきまでストライカーユニットいじっててさ、小腹が空いたから何か食べ物はないかと思って来たんだけど……」 シャーリー達がテーブルの上に目をやると、そこにあった皿はすっかり空になっていた。 ルッキーニ「うじゅ……全然足りな〜い」 俺「元々そんなにたくさん作ってなかったからな。ちょっと待っててくれ」 俺はそう言うと厨房へ向かい、手始めにバゲットを薄切りにした。 それをオーブンへ放り込み、焼いている間に肉や野菜などを切って下拵えをする。 切ったトマトの上にチーズとバジルの葉を乗せ、オリーブオイルを垂らして塩と胡椒で味付けを済ませると、今度はジャガイモを炒め始めた。 エイラ「おお〜! 俺のやつなかなかやるじゃないカ」 シャーリー「大分手慣れてる感じだなぁ」 ルッキーニ「こりゃあたまらん! ヨダレずびっ!」 ジャガイモを炒めている最中にチーズを投入し、カリカリになったところで皿に移す。 最後に、ニンニクを炒めて香りを付けたオリーブオイルをバゲットに塗り、その上に残りの食材を適当に盛りつけた。 完成した料理をテーブルへ持ってくると、早速ルッキーニが手を付ける。 ルッキーニ「ウンまああ〜いっ! マーマの作った料理と同じくらいおいしいよ!」 俺「舌に合ってよかったよ。さ、みんなも食べてくれ」 エイラ「じゃあ早速……」 サーニャ「いただきます」 エーリカ「いもいただきぃ〜!」 シャーリー「あっ! それはあたしが狙ってたやつだぞ!」 俺「エーリカはさっき食べただろ。これ以上食べると太るぞ」 口ではそう言ったものの、俺はエーリカを止めようとはせず、使った調理器具を片づけに厨房へ向かった。 ● 俺達が食堂で夜食を食べている頃、執務室ではミーナと坂本が難しい顔をして書類を睨んでいた。 坂本「……どういうことだ、これは」 ミーナ「そのセリフ、これで3度目よ? まぁ、気持ちはわかるけどね」 ミーナは苦笑し、手元の書類に目を落とした。 ミーナ「補給が来る前日の夜に連絡が来るなんて……。嫌がらせのつもりなのかしら。何にせよ、明日は朝一番で受け入れ準備をしなきゃいけないわね」 坂本「そんなことを言っているんじゃない……!」 ミーナ「そう興奮しないで。私だって困惑してるのよ?」 激昂する坂本を宥め、ミーナは再度書類に目を通す。 武器、弾薬、食料、日用品等の補給リストに紛れ、その書類は存在した。 ミーナ「対ネウロイ用試作兵器の運用テストへの参加要請。対象兵器はGenerative - Beam Rifle Device、通称『G-B.R.D』と呼称され、設計者は──」 坂本「──宮藤一郎博士」 坂本がミーナの言葉を代わりに続ける。 先程よりはいくらか落ち着きを取り戻したようだ。 ミーナ「……博士はもうお亡くなりになられているのよね?」 坂本「ああ。……宮藤にはこのことを伝えない方がいいかもしれないな」 ミーナ「環境も変わったばかりだし、もう少し落ち着いてからの方がいいでしょうね」 坂本「ところで、この兵器について何かわかったことはあるか?」 ミーナ「聞いた話によると、数週間前、突然博士から軍の技術部に設計図が届いたらしいわ。日付は数年前のものだそうよ」 ミーナの言葉を聞き、坂本は訝しげに顔をしかめた。 坂本「宮藤の所に届いた手紙もそうだったな……」 ミーナ「そして、届いた設計図を検証した結果、技術部はこの兵器を有用と判断した」 坂本「で、作ってみたはいいがテストに割く人員がいない。なら、補給にかこつけて501に押し付けてしまえばいい……。といったところか」 ミーナ「おそらくね。まったく、そんなわけのわからないものを押し付けられるなんて……。こちらの身にもなって欲しいわ」 ミーナは書類を机の上に放り投げ、椅子に体を預けて天井を見上げる。 一方、坂本はというと、ガラス越しの夜空を見上げて何やら考え込んでいた。 坂本(宮藤の時も博士の手紙がきっかけだった。もしや、今回のことも何か関係が……? いや、考え過ぎか……)
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サウンドノベルを作りたいんだけど なんも決まってないけどやりたい人 メールください natunohanawww@gmail.com
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大坂・竜虎の陣 【直虎 ドラマルート 第四戦】 ステージ開始 直虎 「武田信玄、そこに直れぇぇぇ! 私がいいと言うまで、謝り続けて貰うぞ!」 政宗 「Ha! とんだじゃじゃ馬Ladyのお出ましだ、 真田、アンタの知り合いか?」 幸村 「お館様はここにはおらぬ! 用向きならば、この幸村が伺おう!」 直虎 「おのれ…! つまらぬ嘘で刻を稼ぎ、策でも捻り出すつもりか?」 「武田め! 卑劣な手でどうこうできる私と思うなよ!」 橋開通 直虎 「真田ァッ! 卑怯者め! 武田を何処に隠したッ!?」 幸村 「だ、誰も隠してなどござらん! もとよりお館様が ここ大坂へは出陣されておらぬだけの話…!」 直虎 「何だと? 貴様ァ! この直虎を弄ぶつもりかァ!」 幸村 「そ…某は、ただお館様がご不在であると 申しているだけでござろう!」 政宗 「やれやれ、どっかで見たような熱っ苦しさだな…」 幸村 「ここを攻めたのも貴殿の思い込みであろう… 一国を預かる将であるならば、軽挙妄動は慎まれよッ!」 直虎 「わ、私に説教する気かッ!? その上から目線! 男はいつもそうだ、乙女を見下す!」 陣を一つ奪取後 佐助 「あらあら、こんな娘を怒らせるなんて… お館様もまだまだお若いってことかねぇ」 直虎 「何をニヤついている! 武田は忍も破廉恥だ! おまけに、それで忍んでいるつもりかッ!」 佐助と交戦開始 佐助 「ところでさぁ、あんたがお館様に怒るワケ、 俺様、全く浮かばないんだけど?」 直虎 「何だと…! いやらしい忍め! その白々しい物言い、さては分かって訊いているな!」 佐助 「まぁ一応、あんたらの情報は掴んじゃいるけどね 確か、祝言の日に男が居なくなっちゃったとか?」 直虎 「白を切るつもりか! それもこれもまとめて全部、 誰のせいだと思ってるんだ!」 直虎 「貴様の主が、男の癖にネチネチネチと戦を長引かせた! そのせいでっ…!」 佐助 「あぁ~、はいはい! 八つ当たりね …で実際、あんたの方には問題ないの?」 直虎 「…貴ッ様ぁ! 私を侮辱するつもりか!」 佐助を撃破 佐助 「退散!退散! まっ、一応 あんたの事はお館様にも伝えとくよ! じゃあねっ」 竜虎と遭遇デモ 直虎 「ここに居たか、貴様ら!」 「ええい、真面目くさって威張り散らして暑苦しいッ! だから男は嫌いなんだ!ッ」 幸村 「い、威張り散らしてなどおらぬ! それもこれも、貴殿の思い込みでござる!」 政宗 「OK、OK 似た者同士、好きなだけやってくれ」 直虎 「貴様ァッ! 誰と誰が似た者同士だッ!?」 幸村 「き、聞き捨てなりませんぞ政宗殿ッ!?」 政宗 「what s!?」 竜虎と交戦開始 直虎 「伊達!今すぐ訂正しろ! 暑苦しいだけが獲り得の 武田の男と、私が似ているだと!?」 幸村 「政宗殿! つまりはこの幸村が、 この娘の如く周囲が見えていないと申されるか!?」 政宗 「OK、OK、どっちでもいい、coolになりな…」 直虎 「…くうる、だと? 私に狂えと言っているのか!?」 幸村 「なるほど! 狂わんばかりに熱気を高めろ、と! 承知したァ!政宗殿ぉ! うおぉぉぉぁぁー!!」 政宗 「Hey!少しは頭を冷やしてムキになるな、ってことだ Cool down、OK?」 幸村 「なんと!この幸村、冷えては魂の炎が消えてしまう! ぬおぉぉおお!お館様ぁ、某は一体どうすれば!?」 直虎 「うるッさいぞ! 真田ァ! その暑苦しさを何とかしろと言ってるんだ!」 政宗 「こいつはまた、暑っ苦しいのが増えたな…」 幸村 「…そうだ!井伊殿には真似の出来ぬ熱気…魂の焔! それを見せれば、政宗殿も似た者同士とは言えまい!」 「しかと見られよ! 政宗殿ぉ! うぉぉぉおおおおーーー!!」 直虎 「…黙れぇぇぇ真田ァァァ! 私がいつ、貴様の真似をしたぁぁぁぁ!!」 政宗 「……………………」 幸村撃破 「ぅおおぉ!武田が熱き魂は不屈なりィィーーー!!」 政宗撃破 「Give me a break. 勘弁してくれよ」
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ここはゲームとかの情報を書いていきます! うん・・・後は特になし・・・ このウィキのメイン ゲーム(R4など) パソコン(mugenなど) 後は漫画とかいっぱい!!紹介はこのくらいです。
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発言者:リチャード・ザンブレイブ 対象者:グレンファルト・フォン・ヴェラチュール 世界樹(ユグドラシル)の核へと致命傷を負いながらも進むラグナとミサキ。その二人を守るためにグレンファルトへと対峙するリチャード。 その姿に得心したように目の前に対峙する小さな砂粒(・・・・・)へ、慢心なく相対した。 既に成すべき行動は確定している。ラグナとミサキを討ち下し、完全な神天地(アースガルド)を創生する。 だが、その前に――。 「ゆえに、一つだけ問うとしよう。無惨にも神殺しに兄を滅殺された者よ。かつて抱いた復讐心がどうなったのかを教えてくれ」 「恨みは晴れたか?」 「いや、まさか」 そんなことはありはしない。 そう、絶対にありはしないのだ。どれだけ友を大切に思っていても。 「恨みは消えない、許すこともない。心の奥底では今もぬぐい切れない慟哭(なげき)がある。終焉吼竜(ニーズホッグ)は俺の仇だ。これは決して、決して何があっても覆るかよ。だが、それでも――」 肉親を奪われた憎しみだけじゃないからこそ。彼がいたから多くの絆と出会えたことも、同じく大切な真実だから。 「あいつと確かに約束したんだ。地獄の先に花を咲かせて見せるんだって。無理でも無茶でも仇をとって、笑顔にたどり着いてみせると互いに誓い合ったんだよ。ああそうさ、だからこそ」 ―――神祖(カミ)様なんかに渡さない!! 「親友(ラグナ)を殺すのは俺じゃなければいけないんだ」 ゆえに全霊、命を賭して彼らを守ると竜騎士は剣を構えた。神祖滅殺の中で多くを失い、多くを得てきた軌跡のすべてを勇気に変える。 大いなる運命に翻弄された優しさだけが取り柄の青年……リチャード・ザンブレイブはついに、最強の絶対神(ヴェラチュール)へ一人で戦いを挑むのだった。 ヤンホモバーテンダー「添い遂げるのはこの俺だッ」 -- 名無しさん (2020-07-19 14 38 47) 親友を殺そうとするシルヴァリオキャラ多すぎる ヴァルゼライド、ギルベルト、ヘリオス、リチャード、アイザック、その他もろもろ -- 名無しさん (2020-07-19 14 57 30) ミリィルートだとルシードもだな -- 名無しさん (2020-07-19 15 04 14) 隣のインポ ディーガも殺し愛してるな -- 名無しさん (2020-07-19 15 07 11) パティ「一人の殿方を巡って二人の男が刃をぶつけ合う。……じゅるり(ガリガリガリガリガリガリ)」 -- 名無しさん (2020-07-19 15 10 12) パティはマジの殺し合いの奪い合いは引いてそう -- 名無しさん (2020-07-19 15 14 54) ラグナ「リチャードは弱いからどう頑張っても俺を殺せないけど俺も優しいお前が好きだから殺せないよ」 -- 名無しさん (2020-07-19 21 12 16) うーんこれはこれは爽やか糞野郎 -- 名無しさん (2020-07-19 21 14 36) 納得の九条榛士の別御霊ですわ -- 名無しさん (2020-07-19 21 15 10) ここに滅奏をひとつまみw -- 名無しさん (2020-07-19 21 19 58) 間違いなく同じ起源から別れた同一存在だぁ… -- 名無しさん (2020-07-19 21 22 38) 「恨みは晴れたか?」 「そうだな、結婚おめでとう」 -- 名無しさん (2023-11-16 22 51 47) 名前 コメント
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759 名前: NPCさん 04/09/30 14 00 35 ID ??? トーキョーN◎VA。 やたらとRLの手札が良い。 ハートのエースやら、クラブのエース、はたまたジョーカー、 続いてジョーカー、またジョーカー、そしてジョーカー。 …あれ? 俺の手札にもジョーカーがあるんだけど。 「緊張感が足りねえんだよ! スリル! スリル!」 と叫ぶRLをよそに、俺たちは別のゲームをやる為に部屋から出て行った。 イカサマするRLは困ったちゃんだよな!? な!? スレ33
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寒がり×暑がり 「う~寒いよー・・・そっち行っていい?」 キンとした空気漂う寝室で僕は呟いた。 「ヤダ。暑苦しい。」 隣りで眠る恋人はマジな声で言って背中を向けた。 「クーラー効きすぎだよー・・・布団独り占めしないで~。」 設定いくつにしたんだよー・・・地球温暖化徹底無視かよー。 「俺はクーラーガンガン効いた部屋で布団にくるまって寝んのが好きなの~。」 そう言ってさらにモソモソと布団にくるまる。 あなたは猫か! 「そんな~っ。僕が寒がりだって知ってるだろ~?風邪引いちゃうよ~。」 あまりにも寒くて自分を抱きしめてシーツに身体をこする。 摩擦で一時的に熱くなるけど、それは確かに一時的なものなわけで。 「もう一枚出せばいいじゃんか。こんなバカでかいベッドなんだからよ。」 ふたりで選んだ愛の巣(と言ったら思いっきり殴られた。昔。)なのに・・・ なのに別々の布団で寝るなんておかしいじゃないか! なんだか自分の置かれた惨めで寂しい姿にだんだんと怒りが・・・ 「ううう・・・もういい・・・あなたは僕が風邪引いてもいいってゆうんだね?」 悪いけどあの手を使わせてもらうよ。 汚い手だが仕方あるまい。 「・・・逆ギレか?ウザー。」 ウザーとか言う?!しかも逆ギレとも思えないんだけど! 「どうなっても知らないよ?僕が風邪引いたら明日出かけることもできないんだからね?」 「!」 「明日は水族館行く予定だったよね?あ~あ寒い寒い、このままじゃマジで風邪引いちゃうよ。 残念だな~明日せっかくいい天気でお出かけ日和なのになぁ~・・・ハックション!」 と、我ながらヘタクソなクシャミもおまけしてみる。 といっても、目の前の恋人はそれこそ口は悪いし態度も悪いが、 見かけに反して中身が結構天然なので案外バレないのだ。 (以前、家の何もないところでコケてるのを見て確信した。) 「う~・・・」 「風邪引いたら車も運転できないし、家に居るしかないね。どうせあなた運転しないでしょ?」 「く~っ・・・」 どうもにもよく分からない唸り声を漏らした後、ペッとぶっきらぼうに布団を寄越す。 依然として背を向けたままの恋人に、僕は満足気に微笑んで、いそいそとそこに潜り込んだ。 「ん~あったかい。」 「絶対明日連れてけよ!!これで風邪引いたら許さねえからな!!」 「分かってるよ・・・ふぁ~・・・」 持ち前の気性を取り戻した恋人の悪態をアクビ混じりに聞きつつ、 そのまましっかり抱きしめて眠りについた。 受で夫・攻で妻
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「メッカのことを思うことが、わしを生きながらえさせてくれるからさ、そのおかげでわしは、まったく同じ毎日をくり返していられるのだよ、たまに並ぶもの言わぬクリスタル、そして毎日あの同じひどいカフェでの昼食と夕食。もしわしの夢が実現してしまったら、これから生きてゆく理由が、なくなってしまうのではないかとこわいんだよ。―でも実現したら、それが自分をがっかりさせるんじゃないかと心配なんだ。だから、わしは夢を見ている方が好きなのさ」 アルケミスト 夢を旅した少年-パウロ・コエーリョ
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何の変哲もない週末。 こなたが私に用があって泊まりに来るという。 別に用事もなかったので、家族に伝えてみると、 つかさはみゆきの所、姉達も遊びに行くというので、 チャンスとばかりにOKを出した。 それが、私にとって、嬉しい誤算の始まりだった―― ――家に来るなり、こなたが私にくれたのは、突然の告白、そして困惑。 嫌だったわけじゃないし、寧ろ嬉しい。でも、応答 こた えることはできなかった。 私はただ、こなたの次の言葉を待っていた。 どれくらいの時間が経ったのか、分からない。 数秒だったのか、既に数分過ぎているのか。 時間が止まっているかのような静寂を、こなたの言葉だけが、動かしているように思えた。 「特別なのは、かがみだけなんだよ」 心なしか、こなたの小さな身体は震えていた。 ――恥ずかしくてすぐには気がつかなかったけれど、 こなたがこんなに感情的に話すのなんて、趣味の話する時でさえなかったっけ……。 「かがみ以外の相手なんて、考えられないよ……」 私が恥ずかしくて、言葉にできなかった気持ちを、こなたは一生懸命伝えようとしてくれているんだ。 そう思うと愛しくて、思わず抱きしめたくなる。 「ありがとう、こなた……嬉しいよ」 どちらからともなくキスをする。女同士だからって、もう迷いはなかった。 ベットを共にした夜は、これまでで一番幸せなものになった。 そして、私がこなたの気持ちを受け入れた翌朝。 普段おどけていたのも、本心を伝えるのに怯えていたからと聞いてホッとした。 私も、こなたの事が好きだったから。 「かがみ、結婚するならどこが良い?カナダ?オランダ?」 今はもう、いつもの調子に戻っているけど、もう怖くない。 2人きりのとき位、思いっきり甘えよう。 「こなたの好きなようにすれば良いじゃない」 私も、いつものように返す。でも、お互いに分かっているから。 「わかってないなぁ、二人で決めるから楽しいんだよ」 普通の恋愛をしている人、同性しか好きになれない人、どちらも好きになれる人。 愛の形は人それぞれなんだし、好きな人が偶々同性だったというのも、一つの愛の形だよね。 コメントフォーム 名前 コメント 幸せになってね!! -- 名無しさん (2010-05-27 17 05 45)
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※スレで「れいむは結界を張れる」というネタで盛り上がっていたのに触発されて書きました 結界の設定はスレからいただきました ※でも、独自設定垂れ流し れいむのけっかいはとってもゆっくりできるんだよ! 「結界だよ……!」 緊張した声で友人が言う。 謎の生物が住まうという森の中。ついに俺と友人は目的地へ至った。 ……って、なんだか緊迫してる状況っぽいが、何のことはない。 森にいる謎の生物というのはゆっくりであり、目の前にあるのは木の根本に掘られたゆっ くりの巣なのだ。その入り口は木の枝や葉っぱで偽装されている。 偽装と言っても、 「なんだよ、スカスカじゃないか」 木の枝は実に乱雑に組み合わされ、スキマだらけで中まで見えてしまっているお粗末なも のだった。 「そうだね。でもこれ、ゆっくりにとってはとても有効な偽装になるんだよ。特定のパタ ーンで組まれたこの『結界』は、人間が見てもなんともない。それなのに、ゆっくりには 巣なんて無いように見えるんだよ!」 「そんなこと言ったって、中の赤ゆっくりまで見えてるぞ?」 巣の奥では数匹の赤ゆっくりが「ゆぴー、ゆぴー」とのんきにいびきをかいて寝ていた。 「ゆっくりは飾りで個体識別するんだろ? 外から飾りだって見えちまってるんだから、 偽装の効果なんてなさそうなもんだけどな」 「それが『結界』の特殊なところでね。ゆっくりには、巣自体が無いものとして認識され る。したがって中の赤ゆっくりも見えないんだよ」 「いびきだって聞こえてるぞ?」 「無いものとして認識されてるから、聞こえても『聞こえないことになる』の。『結界』 の効果で、ね。ほら、この本に書いてある!」 友人の取り出したゆっくり専門誌には様々なゆっくりの巣穴の写真が載っている。 その中でも大きく取り上げられた「結界」。素人の俺には他のゆっくりの巣穴の偽装と区 別がつかないが、ゆっくりに詳しい友人にはわかるらしい。いや、たいしたもんだ。 「すごいよねぇ……『結界』って、れいむ種しかできないんだって! そのおかげでれい む種の子ゆっくりは生存率が高い。れいむ種が多いのはそのおかげ。でも、森に来て早々 に天然物の『結界』を目にすることができるなんて運がいいよ。いつもはこうはいかない んだ。キミといっしょに来たおかげかな?」 そういって、友人はニッコリとじつにいい笑顔を見せてくれた。 なんだか照れ臭くなり、俺は思わず顔を逸らしてしまう。 「で……どうする? 今日のテーマは『森で自然と戯れつつゆっくりを虐待』だったよな。 とりあえずこの赤ゆっくりから潰すか?」 「ううん、こうする!」 友人は『結界』から小枝を一本だけ引き抜いた。 「さ、行こ!」 それだけしかせず、さっさと歩いていってしまう。 「おいおい、他になんにもしないのか?」 「しないよ、なーんにも! でも、期待してね! あとでおもしろものが見れるかもしれ ないよ!」 そう言って、小走りに森の奥へと進んでいく。 俺はやれやれと、やたらにテンションを高める友人のあとを追うのだった。 × × × 「よし! グッドタイミングッ!」 友人の明るい、それでいて辺りに響かないよう押さえた声。 あの、れいむの『結界』を見つけたあと。 俺達は森を散策し、自然を満喫しつつ出会ったゆっくりをその場で虐待、あるいはあとで 虐待用につかまえたりした。 なかなか楽しい一日を過ごした、その帰り道。今まさに巣へと戻るれいむ種に遭遇したの だ。 別に珍しい光景じゃない。それなのに友人はなぜだか妙に興奮していた。 「なんだ? あのれいむを虐待して今日の締めにするのか?」 今日の虐待でひとつだけ変わったルールがあった。友人の提案で、「れいむ種は虐待しな い」という縛りで楽しんだのだ。 森には他の種類のゆっくりも豊富だったから、ルール自体に不満はなかった。ただ、そん なルールをどうして設定するのか、その理由を教えてくもらえなかったのがちょっぴり引 っかかっていた。 そして友人のこの盛り上がりよう。もしかしたられいむ種の特別な虐待方法があり、それ で最後を飾るという趣向なのかも知れない。 「そうだよ! ……まあ、見ててね。きっと面白いから!」 そして、俺達は茂みに潜んでれいむの様子を窺った。 野生生物のくせに、やたら警戒心の薄いゆっくりのこと。別にわざわざ隠れなくても見つ かる心配はないのだが、こうした方が気分が出る。 ゆっくり虐待は雰囲気作りが大切なのだ――とは、友人の弁。まあ、俺も同意だ。 「あの巣はね、最初に見つけた『結界』。いや、『結界』だったものって言うべきかな」 友人の囁き。頬に息が当たる。顔がくっつきそうなほど近くで、なんだかムズムズする。 と、それよりれいむの様子を見なくては。なにが面白いんだか。 「おちびちゃんたちぃぃぃぃ!? そんなところでなにしてるのぉぉぉぉ!?」 れいむは、自分が作ったであろう結界をぶちこわして巣の中に飛び込んだ。 「ゆゆゆ!? お、おきゃーしゃん!?」 「どうしたにょ!? ゆっくちしてよ!」 驚く赤ゆっくり達。 巣の中で親ゆっくりを待っていただろうに、その当の親れいむがあんな剣幕で入ってきて はそれも驚くのも当然というものだろう。 「おちびちゃんたち! ここはれいむのおうちじゃないよ! かってにほかのゆっくりの おうちをとっちゃだめだよ! れいむはおちびちゃんたちをそんな『げす』にそだててお ぼえはないよ!」 「ゆゆぅ!? にゃにいっちぇるのおきゃーしゃん!?」 「ばきゃにゃこといわにゃいでよぉぉぉ! ここはれーみゅたちのおうちでしょぉぉ!?」 赤ゆっくり達の不満を無視し、れいむは赤ゆっくり達をくわえると頭に乗せた。 「さ! ほんとうのおうちにかえるよ! ゆっゆゆー!」 そして、親れいむは赤ゆっくり達を頭に乗せたまま、森の奥へと跳ねていった。 「いったいなんだったんだ? あの親れいむ、自分の巣に帰ってきたんだろ?」 「ふふーん! それはこれのせいでーす!」 友人が得意げに取り出したのは、最初に『結界』から抜き去った小枝だった。なんだ、わ ざわざこんなものとっておいたのか。 「この枝を抜いたことで『結界』は壊れちゃったの。だかられいむは巣を自分のものだと 認識できなかったんだよ」 「自分の子供がいたってのにか? 巣の中身だって全然いじってないのに?」 「れいむ種にとって自分の張った結界は絶対。ちょっと崩れた程度ならともかく、『結界』 を完全に壊されてたらとても危険なことがあったってことになる。だから、その巣からは 逃げ出しちゃうんだ。今回は『結界』が全く無くなってたから『自分の巣じゃない』って 勘違いしちゃったらしいね」 「全く無くなってたって……小枝一本抜いただけじゃないか?」 「あれ? 気がつかなかった? この小枝、結界を構成する超重要部分なんだよ! ほら、 本にもちゃんと書いてある!」 またしてもゆっくり専門誌を見せつけられる。確かに解説は載せられているが、素人の俺 にはさっぱりだ。 だが、友人が言うならそうなのだろう。 小枝を抜くことで『結界』は効果を失った。そしてれいむは、スキマだらけの偽装を通し て自分の赤ゆっくりを見かけ、それで他人の巣をぶんどったと勘違いしたんだ。ゆっくり にしては善良だ。マヌケと言った方がいいかもしれないか。 「こんなちょっとした見た目の違いで騙されちゃうものなんだな、ゆっくりって」 「うん。ゆっくりって単純だからね。でも、人間にとっても視覚情報ってすごく大事だよ。 だまし絵とか、色によって心理状態が左右されたりとか……見た目でけっこう幻惑されち ゃうものだよ。面白いよね?」 「幻惑される、か。それはなんとなく理解できるな。今実感しているところだ」 「ん? どうして?」 屈託なく俺のことを見つめてくる友人。実に楽しそうな顔だ。 こいつ、普段は無表情なのに、どうしてゆっくりのこととなるとこう「いい顔」をするん だか。 「今日れいむ種だけを虐待対象外にしたのは、あのれいむを見るためか」 「そうでーす! どれがあの巣の持ち主かわからなかったからね。でも、あんないい場面 を見られるとはおもわなかったよ。やっぱりキミがいてくれたからかな? キミはボクに とって、幸運の女神だよ!」 「お前なあ……で、このあとはどうする? あのれいむを追っかけて虐待するか?」 「なんにもしないよ。このまま帰る」 友人は両手を水平に広げて、ゆるりと一回転。ふわりと長い黒髪が舞う。 「だって、楽しくない? このあとあのれいむ親子がどうなるか!? 今日見てきた森の 中、ゆっくりが落ちちゃいそうな穴とか川とかあったよね? 虐待したまま放置したゆっ くりもいたよね? 日が暮れようとする危険な森の中、見つかるはずもない『本当の巣』 を探してさまようれいむ親子達! いったいどんな事件に出会うのか!? いろんな想像 がふくらむよ! こんな楽しい想像で今日の虐待を締めくくれるなんて、とっても素敵じ ゃない!」 そうして、友人は今日一番の笑顔を見せた。 あの親れいむが小枝一本抜かれただけで『結界』を見失ったのはバカなことこの上ない。 そう思う。 でも、今の俺はそれを笑えない。 だって虐待が趣味な友人の、女の子らしい素敵な笑顔に、今こうしてこんなにも「幻惑」 されているのだから。 了 by触発あき 元ネタ:ドーナツあき